小浜梅生産部会 小浜梅生産部会事務局

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主な活動内容

部会長のことば

部会長

 皆さま、こんにちは。私達は、福井県小浜市にある小浜梅生産部会です。NHK連続ドラマ「ちりとてちん」や、オバマ大統領応援団でTVでも取り上げられた地域です。また、小京都と言われるように「神社仏閣」や「三丁町」を中心とする古い文化が残っている地域で、人口3万2千人程の小さな市です。
 近年では、高齢化が進み、農業後継者不足から段々と農地の荒廃が進んでいるのが現状です。

 私達の先祖は、日当たりの悪い山の麓(ふもと)に住居を構え、日当たりの良い土地を耕して作物を作ってきました。もともとエコロジック(自然に優しく思いやりのある、物を大切にする風土)な生き方をしてきました。そんな謙虚な営みが農村の姿であり、農民の感性かと思います。

 しかし世の中では「マネー第一主義」の考え方が進み、農業者の努力だけでは存続が厳しい状況になりつつあります。この状況をなんとか改善しようと、小浜市では「観光局」を立ち上げ、入り込み客を増やすべく頑張っております。特に観光資源に乏しいこの地で、皆様に受け入れて貰える事は、昔の風土・感性を持った地域の人々の暖かい人間性であり、これからも街を守ろうという熱意であると思います。

 皆さまには、こんな私達のふる里の応援団になっていただきたいのです。気軽に声を掛けていただき、「ボランティアへの参加」や「梅製品の消費」を応援していただく事が、私達への大きな支援となります。
どうぞ宜しくお願いします。暖かい癒しの地域作りに邁進しますので、皆さんの応援宜しくお願いします。

小浜梅生産部会長 澤田 常男

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基本方針

 2009年の「梅販売実績」では、2008年より「販売単価」が向上し、これまで低迷が続いていた市場情勢には一定の改善がみられました。これは「中国産品の安全性への懸念」から「需要が国産品」にシフトしたことによるものですが、家庭での漬け込み減少等によって青梅の市場規模は縮小しており、依然販売環境は厳しい情勢が続いています。また、生産者の経営状況をみると、近年、資材価格の高騰もあり、収支に大きな影響を及ぼしています。

 このように、当産地では生産から販売まで取り組むべき課題は多岐にわたっており、福井梅産地継続の為には、これまで以上に「流通・販売の強化」、「消費者が求める安全性や価格の実現」、「生産コストの抑制」をはじめとした経営環境の改善といった対策に取り組み必要があります。

  そこで、本部会では更なる生産振興・販売強化を目指す為に、関係機関との連携を強化し各課題への対策を実施していきます。 特に、福井梅ブランド「紅映(べにさし)」の販売強化にはPR資材の作成や販売活動への協力と、産地全体での消費拡大運動に取り組みます。また、有利販売を実現する為に、生理障害果改善や栽培基本技術の徹底などによる品質向上と、2008年に取得した「エコファーマー」の適正実施へ取り組んでいきます。生産コストの改善については、作業・資材コストの低減を検討し、白干梅用に生理障害の低減、且つ高収量につながる加工専用品種の導入を推進していきます。

 その他必要事項については、関係機関と連携し柔軟、且つ迅速な対応を実施し、生産振興・技術改善・流通加工の各対策に取り組むことで、産地の継続・生産農家の経営安定に寄与します。

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主な活動内容

小浜梅生産部会会員◎梅の消費拡大のためのPR活動
◎地元ケーブルテレビ[チャンネルO]営農番組への出演
◎梅だより発行による情報提供

これらのことを日々の活動として取り組んでおります。
今後の活動計画としては、地産地消による販売の取り組み、児童の食育推進に力を入れていきたいと考えております。
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