若狭小浜の人気紅葉スポット寺社仏閣をご紹介

かつての都（現在の京都府）が大陸と交易する際の玄関口として栄えた福井県小浜市には、歴史ある寺社仏閣が数多くあり、紅葉の名所としても知られています。例年では１１月中旬頃から１２月上旬頃に見頃を迎えます。

中でも、「八ヶ寺」と呼ばれる八つの寺院（神宮寺・明通寺・萬徳寺・妙楽寺・羽賀寺・多田寺・圓照寺・国分寺）は、本堂や仏像が国宝や国・市の重要文化財に指定され、一般の方でも拝観することができます。

境内の美しい紅葉に加えて、仏さまとの距離の近さも小浜のお寺の魅力の一つ。小浜のお寺の多くでは、内陣まで入ることができ、仏さまを間近に拝むことができます。

紅葉が綺麗な寺社仏閣をご紹介

奈良の東大寺への「お水送り」が行われる寺としても知られる。赤く染まる紅葉が美しい。

本堂と三重塔は福井県唯一の国宝の建造物。山門からお庭、本堂へと登ると紅葉のグラデーションが楽しめる。
１０月１日（日）〜１１月３０日（水）にかけて、普段は非公開の三重塔の内陣が特別公開。

天然記念物の大山モミジを借景とする枯山水庭園は国指定の名勝。「日本紅葉の名所１００選」にも選ばれている。

本堂は小浜市で最も古い建物。秋には山門までのアプローチが見事な紅葉で埋め尽くされる。

本尊の十一面観音菩薩は女帝である元正天皇の御影と言われ、艶やかで美しい姿はファンが多い。

本尊の薬師如来は優しげで美しく、秋には紅葉が境内を彩る。春に咲くツツジと牡丹、シャクナゲも魅力。

平安時代後期作の本尊の大日如来は高さ２５０cmを超える大きさで迫力がある。苔むした庭園も魅力。

釈迦堂には高さ３００cmの木造の釈迦如来坐像が安置されている。釈迦堂の周りの蓮は７月中旬に見頃となる。

これら８箇所の寺社仏閣を巡り参詣し、安らかな御仏の心につながる八心を育まれた「八心成就」の証として、「若狭國小浜国宝めぐり印譜」があります。

ぜひ、旅のお供にお持ちください。